シェアする

【涙腺崩壊!】本当の本当、忠犬ハチ公のお話。

渋谷のモニュメント、外国人向けの観光スポットとしても掲載されている忠犬ハチ公の「ハチ公像」。都内でももっとも大きい駅の一つから、絶好のアクセスで、分かりやすいということもあって、時を超えて愛されています。日常的に待ち合わせで使う人もいれば、一緒に記念写真を撮る人もいる。そんな、渋谷に切り離せない存在となっています。

忠犬ハチ公は実在していた犬です。帰らぬ人となった飼い主を渋谷駅の前で、およそ9年間のあいだ待ち続けたという。彼が待ち続けたストーリーを、ちょっとだけ覗いていきたいと思います。

忠犬ハチ公の歴史

hachi

ハチは大正12年、今からおよそ90年ほど前に秋田犬として生まれました。そのあと、東京帝国大学農学部(現東京大学農学部)で教授を務めていた上野英三郎の希望により、渋谷町へと届けられました。ハチは玄関先、門の前で主人であった上野を見送り、最寄駅であった渋谷駅まで送り迎えすることもあった。たいへん、忠実な犬だったといいます。

上野がハチを飼い始めて、1年余りが経ったことに、主人は農学部教授会議のあとに脳溢血によって倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまいます。帰ってこない主人のショックで、ハチは丸三日間なにも食べずに過ごしていたといいます。上野の葬儀の日にも、ハチは渋谷駅まで行って主人の帰りを待っていたといいます。

主人を亡くしたハチは、別の飼い主が預かることになります。しかし、大型犬で、人懐っこい性格がゆえに迷惑がかかってしまい、次々とたらい回しにされ、居場所を転々としていきます。それでも、ハチは度々渋谷に現れて、帰ってくることのない主人を待っていたといいます。結局、9年間に渡り、帰らぬ主人を渋谷で待ち続けたことから、忠犬ハチ公と呼ばれるようになり、お茶の間で人気を博しています。

1935年、ハチは渋谷川に架かる橋付近で死亡しているのが発見されました。普段、ハチが行くところではないのでしたが、人気であったハチも最後は人知れず主人のところへようやく向かうことができたのです。その後、ハチが待っていた場所にハチ公像という運動が2年後から始まり、ついに1941年完成することになります。(今のハチ公像は2代目)

ハチを題材とした映画や作品

忠犬ハチが登場するドラマや作品、あるいは製品などは数多く世に出回っています。中にはアメリカで製作されたものもあります。ハチの歴史を知るには、映像作品などで忠実に描かれたものを見てみるのが良いかもしれませんね。

HACHI

ハチ公
(出典): HACHI 約束の犬

アメリカ東海岸の郊外にあるベッドリッジ駅。大学教授のパーカーは、その駅舎で迷子になっていた秋田犬の仔犬を保護して家に連れ帰る。以前に飼っていた犬を亡くした悲しみがまだ癒えない妻の反対を押し切って、仔犬を飼うことを決めたパーカー。着けていた首輪に漢字の「八」が刻印されていたことから、仔犬は「ハチ」と命名される。
パーカーの愛情を受けてすくすくと育ったハチは、毎朝彼を駅まで見送り、午後5時になると迎えに行くのが習慣になり、周囲の人々もそれを微笑ましく見守っていた。しかし、幸せな日々は突然の悲劇によって終わりを迎える。

ハチ公物語

ハチ公
(出典): 京都国際映画祭

実話を基に、秋田で生まれたあと東京の一家に引き取られ、周囲も感心するほど主人に忠実な飼い犬としてその生涯を全うした忠犬ハチ公を描いたファミリー・ドラマ。秋田で生を受けた秋田犬の子供たち。そのうち一匹は東京の大学教授・上野秀次郎の家庭へ貰われることに。“ハチ”と名付けられたその子犬は秀次郎に愛情を注がれながらすくすくと成長、いつしか秀次郎を渋谷駅まで送り迎えすることがハチの日課となっていた。ところがある日、秀次郎はいつものようにハチに見送られたあと、急病で倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまう。以来、独り身となった秀次郎の妻・静子が家を出払ったことから飼い主を転々とするハチ。それでも毎日、夕方の決まった時間に渋谷駅へ出向き、秀次郎の帰りを待つのだが…。

(出典): allcinema

ハチ公バス

ハチ公
(出典): 渋谷区コミュニティバス「ハチ公バス」

渋谷区では、区役所や区施設、駅などの公共施設を気軽に移動する手段として、みなさんに親しまれ、愛されるコミュニティバスを運行しています。
バスは、小型ノンステップバスで、車イスの人も乗車することができます。
バスの愛称は、渋谷のシンボルとして親しまれ、安全・確実に送り届けるやさしいイメージのある「ハチ公バス」です。

渋谷の待ち合わせ場所として「ハチ公前」

ハチ公

待つことの象徴として、いつの日も多くの人たちがハチ公前で待っています。中には、好きな人が自分の方を振り向いてくれるまで待つということを「ハチ公する」という行為として使われるなど、時を超えた存在として人々に親しまれているのです。

いつもは何気なく待っている、ハチ公前。ちょっと、こんな歴史を知って、ハチ公を見上げてみると、いつもより待つ時間も楽しくもなってくるかもしれません。これからも、大切な人たちを待っている人と一緒に待っててくれるんですね。

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク